■ 仕上げ方法とアイロンがけ

完全にプリーツ加工された製品はほとんどアイロンがけの必要はありませんが素材別、型別に次の要領でアイロンをあてれば、よりプリーツを美しく長もちさせることができます。なお、アイロンはスチームアイロンをご使用ください。

1) 合繊の平面プリーツの場合

アイロンを軽くあてます。車ヒダや箱ヒダなどの平面的なプリーツは、平らなアイロン台の上でヒダ奥の線が表側にひびかないように注意してください。ヒダ巾の広いものは、ヒダ山とヒダ奥の両側から2回に分けてかけます。ヒダ山にヒダ巾より少し広い厚紙をきっちりとさしこみ、ヒダ奥のあとが表にひびかないように当て布を使ってアイロンをかけるのがコツ。
もし表にひびいた場合には、不要なシワだけを裏からアイロンをあてて消します。アイロン台の縁などを利用して、他の大切なプリーツを消さないように充分注意してください。
アイロンがけの要領は、上から強く押したりこすったりすると布がのびてヒダが曲がってしまうので、一定の所にある程度の時間をとめて熱をあたえ続けるようにゆっくりと軽くおさえるようにします。

2) 合繊のアコーディオンプリーツの場合

バイヤス地のものが多く、アイロンをかけると裾線が不揃いになりやすいので、なま乾きのときにヒダをきちんとたたみ、しつけをするか、止め具や輪ゴムなどで2、3ヶ所をとめて乾かします。また、車ヒダやパートプリーツも同様にしつけをしておくと形態が安定します。

3) 合繊のマシンプリーツの場合

細かく小さいプリーツが全体にあり、アイロンをかけないようにしてください。もし大きいプリーツの場合、当て布を使って、プリーツの線にそってアイロンをかけるようにしてください。

4) ウールのプリーツの場合

ウールはシワになっても蒸気アイロンを直接あてないで、底を少し離し、たっぷりスチームをかけて直すようにします。アタリの出やすい生地も同様に。
また、毛がねたものについても蒸気を軽くあてるとおきてきます。ヘムのあまくなった部分は軽くプレスしてつけ直します。
着用している間にテカテカ光る部分がでたときは、1リットルのぬるま湯にアンモニア水5cc(茶さじ2杯)を入れ、この液でタオルをしぼってふきます。さらに何も入れないぬるま湯でタオルをしぼり、仕上げふきをしたあとタオルを4枚に折ってしぼり、光った部分にのせてアイロンをあてると蒸気でアタリが消えます。
また、スチームトンネルによる仕上げはヒダが消失したり、あまくなったりすることがありますので、絶対にお避けください。